患者さまの歯を診る前に、しっかりと患者さんに向き合います。
日本は欧米と違い、昔から治療はすべて医者任せでした。
医師の見たてに患者さまが異を唱えることをよしとしない空気があったようです。
そのためでしょうか。いまでも白衣姿の医師を目の前にすると、気になっていることがあっても遠慮してうまく本音を話せなかったり。不安を感じているのに、それをはっきり伝えられない患者さまが少なくありません。
でも、こういう声なき声にこそ、しっかりと耳を傾けたいと私たちは考えます。
マニュアル化されたインフォームドコンセントを手順どおりに行うよりも、心を開く雰囲気づくりにこそ心を砕きたいと思うのです。
同意と言う名の強要にならないように細心の注意を払いながら、患者さまの目の動きや表情からも気持ちを汲み取る努力を怠らないよう心がけています。
もちろん、治療内容のご説明には最新の口腔内カメラや細菌顕微鏡などを使ってビジュアル化し、わかりやすくご説明いたします。
その際の治療計画書はプリントアウトして患者さまにお渡ししています。
どんな治療をしているか、すべて見えるようにすること。
なにをやっているのかわからない状況は、患者さまに不安を与えます。治療を行う前に治療計画をしっかりご説明するのは、その不安を解消するためでもあるのです。治療はその治療計画に沿って行います。
削る必要がある虫歯は、最もダメージの少ない治療法を考えます。不幸にして歯を失った方には最新の技術で機能や審美の回復に努めます。
治療後は再び口腔カメラを使って、どのように治療したかをご説明します。
歯を失う原因は、老化ではありません。そのほとんどは、虫歯や歯周病が原因。
ですから虫歯が再発しないように、歯科衛生士による予防処置やブラッシング指導を積極的に行っています。
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